断食の準備期・回復期
2016年04月19日 11時35分
断食には準備期や回復期という期間があります。準備期は断食を始める前の準備期間のことで、回復期とは断食を終えてから
普通の食事に戻すまでの期間のことを言います。
この準備期と回復期は断食の成功を左右しており、とても重要なものなのです。
準備期
断食には準備期が必要です。準備期もなく、いきなり断食を始めてしまうと、体に負担がかかってしまいます。
断食が始まると食べられなくなってしまうからといって断食前に暴飲暴食をするのは厳禁です。
始める時はできれば一週間前からがいいですが、最低でも3日前から準備したほうがいいでしょう。
準備期は具体的にはカロリーを抑えた食事をします。
豆腐やサラダなどのあっさりしたものや和食がおすすめです。
食品添加物や化学物質が含まれているものは避けましょう。
アルコールやカフェインなども解毒が必要なので避けましょう。
基本的には「まごわやさしい」のご飯を摂るようにしましょう。
まめ (豆類)
ごま (種実類)
わかめ (海藻類)
やさい (緑黄色野菜、根菜など)
さかな (魚介類)
しいたけ (きのこ類)
いも (いも類)
断食に備えて準備期で体調を整えましょう。
回復期
回復期は断食をするのであれば必ず必要な期間です。食べるべきものと避けるべきものは準備期と同じです。
和食中心でヘルシーなものを食べるように心がけましょう。
また、コンビニ弁当や白砂糖、マーガリン、お肉やコーヒーなどは避けましょう。
コンビニ弁当には保存料が含まれていますし、白砂糖には化学薬品が使われていますし、
マーガリンは体に溜まりやすいトランス脂肪酸が含まれています。
さらにお肉は消化しにくいですし、コーヒーはカフェインなので分解するときに内臓の負担になります。
また利尿作用があるので脱水症状になりやすくなってしまいます。
断食の時には摂らないようにしましょう。
避けた方がいいものばかり紹介してきましたが、おすすめのものもあります。
回復期には添加物を含まない黒砂糖や発酵食品のキムチ、納豆、プレーンのヨーグルトなどは
食べても大丈夫です。
発酵食品はもともと保存食でもあるのであまり保存料が含まれていないですし、
腸環境を良くしてくれるので断食効果を高めてくれます。
断食をする時には断食前後にも食べ物には気をつけましょう。
食べ物を注意すると、より断食の効果が高まります。
普段料理をしないという方などはこれらの料理を準備するのが大変かもしれません。
断食道場などで泊まり込みで行うというのもいいのも1つの手ではないでしょうか。
管理栄養士や専門スタッフがいるので、より断食が成功しやすいでしょう。